お盆のようにまるい月
「月のきほん」という本を読んでいると、表題のような項目がありました。
球状に見えなくて円盤状に見えるということに月の特徴があるということなのですが、私は月の見え方が不思議出ると思ったことが一度もなくて、まずはそこにショックを受けました(笑)。
通常の球体であれば、このように周辺は暗めに見えるはずだということです。
これは、クリスマスツリー飾りです(笑)
月はこんな感じなので、端っこのところまでとても明るく見えます。
その理由は、この本の中では、「表面の砂(レゴリス)の性質」とだけ書かれていて、詳細には触れていませんでした。
詳細に書くと長くなりますが・・・
「月の砂は、入ってきた光の方向にかかわらず、光があらゆる方向に出る性質(乱反射)が強く、さらにもと来た方向に反射する性質が強い。」ということのようです。(表現が厳密ではないと思いますが、おおよそ・・・)
なので、地球の背後から照らす太陽の光が、端っこにあたっても向こうに反射するよりこっちに反射する光が多いため端っこも明るく見えるんだそうです。
(詳しくは、ネットで調べてみてください。月、周辺減光、レゴリスくらいでいろいろ出てきます)
というのを勉強した、一週間後くらいに、クリスマスツリーの記事に友人からコメントをいただきました。
http://blog.polaris-hokkaido.com/2017/12/post-1734.html
「素敵ですね!ボール何個か光ってるように見えますがどんな仕組みなんですか?」
私も光っているのは、気づいていましたが、平面のオーナメントがたまたま反射して光っているだけだと思っていました。真ん中辺のところを切り出すとこんな感じです。
確かに光って見えますね。
友人のコメントで、あらためて確認すると、実はこれも球体でした。
上の赤いのも球体、光って見えるのも球体・・・
というわけで、光っている飾りをよく見ると、
表面にビーズが貼り付けられていました。
これに光が当たると、うまいこと反射して、光って見えるようです。
友達からのひとことで、月の見え方とクリスマス飾りのつながりが発見できました。(笑)
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