マガンの繁殖地はロシア極東部で、夏の間そこで過ごし、秋になると寒くなりすぎる前に4000kmの旅をして日本に渡ってきます。
冬の間は宮城県などで過ごして、春になると北へ帰ります。
一気に渡ることはできずに、北海道の札幌の北の「宮島沼」というところを中継地点として、一時休憩しまわりの田んぼで給餌をして渡りに備えます。
1~2週間休憩期間があるようですが、その数がすごくて、多いときには6万、7万以上という数が集まるそうです。
そして、その行動が注目なのです。
沼で夜の間寝ていたマガンは、日の出くらいの時刻に、いっせいに飛び立って給餌に出かけます。
数万羽がいっせいに飛び立つ様は圧巻です。
夕方には、戻ってきますが、これはさすがに一度にということはありませんが、次々と帰ってくる様子も見ごたえがあります。
以前、ねぐら入りは見たことがあるのですが、ねぐら立ちは時間が時間だけに見たことはありませんでした。
今回、宮島沼水鳥湿地センターで、そこに泊まって夕方と朝のマガンを観察する、
宮島沼たっぷり雁観会
というのを発見したので、参加してきました。
イベントの参加者は20名ちょっとだったのですが、直前に、新聞やテレビでマガンの様子が報道されたらしく、もともとバードウォッチャーでにぎわうこの時期の土日ということで、朝4時前から、こんな感じの人出でした(@_@)
本編は小分けで・・・(笑)